検車場レポート
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| 小島 雅章 埼玉 83期 |
後ろから押さえた菱沼元樹が徐々にペースを上げていく。最終ホームで引地正人が巻き返すも進みは悪く、1センターで小島雅章にブロックを受ける。それでも踏み続けた引地だが、3コーナー手前で小島に2度目のブロックをもらい失速。4角ハコ展開を迎えた小島が鋭く抜け出して白星を挙げた。
「菱沼君が頑張ってくれましたね。何度も連係しているんだけど、いつも自信なさげで。良い感じで踏んでくれたから引地君をブロックできた。1回目で止まったと思ったのにもう1回来たから止めにいった。そこで柴田君に入られると思ったけど、こなかったからよしよしと思ってました。1着取れたのはたまたま。前の頑張りのおかげですよ」
中団を取っていた柴田竜史が2着に入った。
「小島さんはどこかでタテに踏むと思ったんですけど、すごい仕事していましたね。2回目のブロックのときに内へ入ろうかと思ったんですけど、小島さんが戻ってきて詰まるのもよくないかなと思って入りにいかなかった。でも石川さんと決めるならいくべきでしたね。調子は良いんですけど、細かなミスや、勝負所で見てしまうことがある」
