検車場レポート
幸田 光博 栃木 67期 |
後ろ攻めの小川辰徳が残り2周手前で押さえにいくと、正攻法に構えていた窪田陽介が番手に飛び付き併走に。単騎の藤原義晴がインを切って待っていたが、小川が来ないと判断するとそのまま単騎で先行する流れに。真後ろの位置に追い上げていた鈴木達也がまくり上げるも、競りを凌いで小川を追走していた幸田光博が直線で突き抜けた。
「(番手競りに)来るだろうなって思ってはいたからね。そこはしょうがないけど気を使わせちゃったかな。半年振りくらいの1着かな。チャンレンジに落ちないように頑張らないと」
幸田をうまく追走していた石井毅が直線でコースを探して2着に強襲した。
「幸田さんがうまかったね。終始、勝てる位置で差し込んで回っていたんで。最終バックは万事休すかなって思ったけど、最後のコース取りもうまくて、自分も吸い込まれる感じで追い込めましたね」