検車場レポート
武藤 龍生 埼玉 98期 |
【武藤龍生(1着)】
「(一昨年の京王閣ダービー以来のGⅠ決勝)はい。地元GⅠは競輪人生で1度あるか、どうか。とてもうれしい。抜いたかどうか、定かではなかったが、応援もしてもらっていたので手を上げさせてもらった。決勝に乗りたいと思って練習をしっかりとやってきた。しっかり付いていくこと、あとは出切って拓矢がいいスピードで3着に入れるように踏んだ。平原さん(の後ろ)の時もそうだったけど、今までの伸びより、伸びる。いつもなら抜けないけど、感触はいい。地元の調整は難しいけど、今回はうまくできた。地元GⅠ、悔いのないようにゴール線を駆け抜けたい」
【吉田拓矢(2着)】
「新山さんが前ならその後ろがベスト。颯馬がこなくて絶好の展開になった。すぐ太田君がきたけど、2日目、3日目と中途半端になったので、ダメでも行こうと。行けてよかった。あそこをいかないと勝負権がないし、体が巧く反応した。感じは良くて、あとは気持ち次第だと。その気持ちが強く出た。(前回のGⅠ決勝に乗れたのは)眞杉のおかげ。今回は自力で乗れたので自信になった。(決勝は)気持ちを強くもって挑むだけ。関東で優勝者を出せるように」
【清水裕友(3着)】
「余裕はあったけど、すぐに吉田君が来て衝撃的だった。見たらヨコにいたので。海也のスピードでそのまま来たのかと。何もできずに連日、前のおかげ。ゴールしたら3着だっただけのレース。自分では何もしていない。海也に迷惑をかけたし、うれしさよりも何もできなかったことの方が大きい。あれだけ行ってくれて申し訳ない。今日は離れかけているし、何かを考えないと。大きいことはしないけど、何か、連日危うい。駆け出しの部分が。しっかり考えたい」