検車場レポート
眞杉 匠 栃木 113期 |
【眞杉 匠(1着)】
「本当にラインに感謝しかないですね。拓矢さんが失格になってしまったのが残念ですね。いやもう全然眠れなくて、本当に夢のようでした。拓矢さんが4車で全部やってくれたんで、おんぶにだっこでした。
正直、一周目(赤板周回)は全然余裕がなくて、ホームに帰ってきて(残り一周で)余裕が出たんで踏ませてもらいました。ちょっと平原さんが付きづらい感じになってしまいましたね。正直、(番手から出て)行ってからは後ろを見る余裕はなくてガムシャラにゴール線まで踏むだけでした。(ゴールして)確信して手を上げちゃいました。もう2日連続で吉田兄弟に世話になりっきりで。正直、タイトル(を獲りたい)って言ってはいましたけど、実際に取れるのかなって。シャイニングスター賞もそうでしたけど力の差があるのはわかっていたんで。グランプリは確定しましたけど、しっかりそこで戦えるように。(来年はS級S班となるが)1年で終わらないように底上げしていかないと。(先輩の神山雄一郎は初タイトルが25歳であったが)今日はよいしょしてもらってなんで。しかも(神山雄一郎は)自力で獲っているんで。しっかりと先頭で頑張っていきたい」
【古性 優作(2着)】
「理想は1コーナーくらいで行きたかったんですけど、清水も隙がなかったですね。『もうちょっと待ってくれ』って感じで。清水がうまかった。ちょっと緩んだ所があったんでバック(過ぎくらいから)ケツを上げて踏んだけど、全然でなかった。(最後のコースは)あれが精いっぱいでした。難しいですね。あとはVTRを見て、どうやったら優勝できたか考えます。もっとシビアに走らないといけなかったかなとか。今回は(落車もしたし)苦しかったですね。股関節の所が踏み込んだ時にピキっと痛みがでる。しっかりと休んで、治療をしたい。眞杉はずっと頑張っている選手。優勝して僕も良かったっていうか、心の底からふさわしい選手だと思うんで。次は倒すだけです」
【武藤 龍生(3着)】
「お客さんの声援がすごくて後押しになった。2周のホームの所で口が空いて脚を使ったけど、平原さんを信頼して、よく見て、(平原と清水の)勝負を見てから踏んだ。(吉田)拓矢が頑張ってくれたけど、失格になって悔しい気持ち。ラインのおかげで眞杉は優勝できたけど、いつもラインのために頑張っているので、眞杉の優勝はとてもうれしい」