検車場レポート
梅川 風子 東京 112期 |
【梅川 風子(1着)】
「(優勝は)うれしいですけど、本当にキツい3日間でした。号砲が鳴る直前までは(作戦を)決めかねていて、佐藤選手の動きを見てからになりました。(ナショナルチームの)ライバルであり、仲間でもあるけど、彼女は一枚抜けた存在ですね。(佐藤のまくりに)付いている時には、私の方が必死でした。車間も切れずに余裕もなかった。(今シリーズはコンディションが良くなかったので)万全で迎えられなかったのは悔しい。ただ、連日、応援していただいて、自分だけじゃないので頑張ろうって思えました。(19年の)前回の立川でのグランプリは落車してしまったので、そのリベンジを果たしたい」
【佐藤 水菜(2着)】
「みんなスタートは取らないと思っていた。昨日(2日目)のレースが本当にしんどくて、坂口(楓華)さんに昨日みたいなレースをさせないように強気なレースをしようと決めていた。吉川(美穂)さんの動きは私的にうれしかったです。2車なら突っ張ろうと思ったけど、1車だったので行けるタイミングで行こうと思っていた。だけど、太田(りゆ)さんが予想以上に早い仕掛けだったので、自分のスピードは良くなかった。こういうレースもできるっていうのは、自分にとって自信になりました」
【柳原 真緒(3着)】
「佐藤さんは後方だと思ったけど、スタートは意外だった。けん制し合って内が空くと思ったので、最後に追い込もうと思っていました。脚があれば良かったけど…。(グランプリ出場には)獲るしかない状況で、あの位置で戦えたことは良かった。けど、獲らないとグランプリはなかったので悔しいことは悔しいです。今年の前半は攻める姿勢でレースができたけど、後半に崩してからは立て直せなかった。また来年から賞金争いが始まるし、そこに向けて頑張っていきたい」