検車場レポート
古性 優作 大阪 100期 |
【古性 優作(1着)】
「初手だけしか聞いていなかったのでただ付いていっただけですね。(別線に付け入る隙を与えないレースとなったが)寺崎君が強かったからだと思います。寺崎君はこれからの近畿を引っ張っていく選手だと思っていますし、そうあってもらわないとダメだと思うので。この舞台で寺崎君が4日間続けていいレースをしてくれましたし、G1につながっていくんじゃないかなって思います。その中で信頼関係を築いていければ。坂井君が凄い勢いで来るのかなって思っていたんですけど、1コーナーのカカリが凄かったので残ったなっていう感じで。あとは自分が油断せずに走るだけだなって思いました。連日、東口さんにアドバイスを貰って。客観的に真後ろでみて気づいたことを伝えてもらって修正できたと思います。感触的にも一番良かったですね。東口さんが地元に賭ける想いも伝わってきていましたし、ここは東口さんの舞台なので。少しでもチャンスがあるようにと思って最後は踏みました。今年は大きな目標があるので。期待に応えようとするだけじゃなく、期待を超えていかないと辿りつかないステージだと思うので頑張りたい」
【東口 善朋(2着)】
「(S取り争いとなったが)やっぱり1番車ということで。脚はためたかったんですけど。残り2周の時点でもう一周余計に欲しいなっていう感じでしたね。悔しいですけど。自分もいつまで決勝に乗れるかはわからないんで。最低限2着まではせめてと思っていましたけど。抜けたらベストでしたけど。悔しさの方が大きいですね。古性君も自分にチャンスがあるように踏んでくれたんですけど。(最終4コーナーでフワッとしたが)自転車を押さえきれなかったですね。もっと高く飛べるようにまた沈みこみます」
【寺崎 浩平(3着)】
「前を取って引いてと思って。坂井君が早めに動くこともあると思っていたので早めにと。出切ってしまえば何とかしてもらえると思ったので。昨日と比べてコンディションも良くてプラスに働きましたね。(自転車の乗り方も)うまく修正できたと思います。道中も余裕はありましたし。たぶん4日間バックを取るのは初めてだと思うんで。一年のいいスタートが切れたと思います。先行にこだわるというよりも、早めに仕掛けてラインで決まるようにと思って。今回は実りのあるシリーズでした。(古性に今年の近畿のキーマンと言われ)凄いありがたいことですね。G1にいくと自分が最年少なので、自分よりも下の代がもっと危機感を持ってもらいたいっていうのもありますけど、自分も近畿での立ち位置をしっかりと築いていかないといけない重要な一年になると思うので頑張りたい」