検車場レポート
三谷 竜生 奈良 101期 |
【三谷 竜生(1着)】
「(地元記念を連覇した率直は気持ちは)嬉しい。この前の全日本選抜が調子良くなくて、地元記念でどうなるか不安はあったけど、日に日によくなってきた感じがあった。(近畿が7名勝ち上がって)別線で力勝負になったけど、古性君と脇本君が気迫あるレースをしたことで展開が向いたのかなと。スタートは1番車だったので前中団からが一番いいなと。脇本君は連日、1周半、2周すぎて打鐘前、打鐘過ぎ位で仕掛けていたのでその辺で一気にレースが動くだろうなと。古性君が駆けないなら前中団から思い切っていこうと思っていた。(守澤を捌いたところは)体が勝手に動いたというか、自然にスイッチできてまくれた。良い調子で動けましたね。(菅田後位を)取ってからは自分のタイミングではなくもう踏んでいた。菅田さんを越えたときにはいけたかなと。(兄との)ワンツーは嬉しい。落車が続いて思うような練習ができず、調子を崩していたけど、この奈良に向けて練習して優勝できた。3月はあっ旋が止まるけど4月からしっかりと走れるように頑張りたい。連日、お客さんからの声援がすごくて今日もすごかったので本当に嬉しい」
【三谷 将太(2着)】
「SSの2人(古性優作、脇本雄太)がすごいレースをした。(守澤太志をさばいて菅田壱道にスイッチした三谷)竜生を応援してました。まくり切ってくれって。古性もまだ死んでいるわけではなかったし、そこもさすがでした。(地元記念での兄弟ワンツーは)6年ぶりですね。(今シリーズは)ファンの人たちの応援が多くて、(力をもらった)それに尽きます。これからも奈良支部の全員がお客さんに応援されるように頑張っていきます」
【菅田 壱道(3着)】
「初手は三谷竜君の場所が理想でした。準決同様、真後ろに脇本君だと飛び付くのに脚を消費する。タイミングもシビアになるので。ただワンチャンスはそこしかないと。脇本君が出切るか付いていって緩めば仕掛けようと。(脇本が)飛んだ形になってどっち踏むか迷った。古性君も自分も脚を消費していたけど、いけるところまでいこうと。バックで出切ったところでいけるかなと。三谷竜君は脚を使っていなかったのもあるけど力負け。自分は最大限のレースをした。三谷竜君に力でねじ伏せられた。古性君、三谷竜君、脇本君とグランプリ王者が相手に最大限のレースができた。先行ってよりこうやって対応する、ワンチャンスをモノにするために俊敏に動く持ち味を磨きたい。コンディション管理がうまくいっているのは収穫。今回のメンバーはG1の準決、決勝みたいなメンバーなので自信がもてる」