検車場レポート
坂口 楓華 愛知 112期 |
【坂口 楓華(1着)】
「率直な気持ちはやっと獲れたかっていう感じです。走る前の方が泣きそうだったんで、獲ったら絶対に泣くだろうな思ってたんですけど。案外、泣かなくて良かったです。最後まであきらめずに、冷静に走れたんで良かったです。(レースの組み立ては)Sは絶対にないなって。Sを取ったら勝てないから、そこだけは注意していた。ただ、中団は絶対にほしかった。中団がしっかりと取れたんで、そこでは覚悟を決めていた。私の横に(児玉碧衣が)並んでからは、そこから行くには早いしと思っていたら包まれてしまった。あとは絶対に自分にはチャンスが向くって信じていた。そこだけ信じて最後は踏みました。石井さんが(まくって)進んだ時点で、イケるって思っていた。脚も全然、余っていたし、そこの辺りで(優勝を)確信はしました。1年間、今年は本格的に自力をしっかりと出しだした。1年たってまだレース内容とかには全然、納得してない。一番大外をまくって勝ったら本当にうれしいと思う。そこを目指して、もっと力をつけていきたいです。1周を行けるくらいの脚力をつけて、物おじせずに駆けたい。(今後の目標は)まずはしっかり自力でタイトルを獲りたいっていうのが1つと、グランプリを優勝するっていう夢があるので、そのためにもっともっと強くなれるように頑張ります」
【吉川 美穂(2着)】
「(坂口の後ろで)あとは付いていって差すだけだと思っていました。(最終)バックで道(コース)がなかったのが良くなかったですね。坂口さんのまくりに付いていったんですけど、全然、届かなかったですね。またマーク、賞金は上積みできたんですけど…。(昨年のガールズケイリンフェスティバル、オールガールズクラシックと準優勝で)私、シルバーコレクターなんですよ。(昨年の11月の競輪祭前に体調を崩してしまい)まだ戻り切っていないですね」
【石井 寛子(3着)】
「前は誰もいらなかったんでしょうね。(初手は)中団かなと(スタートは)見合っていました。展開が良すぎましたけど、(最終)ホームで誰かしらくるだろうとか、2コーナーでも誰かしらくるだろうと思っていて、かぶるのはもっと嫌だなと。出たけど、力んでスピードに乗れなかったです。絶好なだけに、いろいろ考えてチグハグになってしまいました」