検車場レポート
芦澤 辰弘 茨城 95期 |
【芦澤 辰弘(1着)】
「レースに集中していました。自分の位置を奪われるというか、展開、流れでそうなるかなと。海老根さんと中村さんも固めてくれたのでその位置を死守しないとって気持ちでした。長島君と同じ世代で戦ってきて連係実績もあって信頼もしているし、そういうところを千葉勢も見てくれていたから3、4番手を固めてくれたと思う。G3初優勝で長島君の後ろだったのが嬉しい。腰は当たり前ですけど、自分に投資する意味でもケアの機械を買っているし正直、今も痛いけどレースできたのは仲間のおかげ。腹は括れましたね。ここで終わっても仕方ないし、それまでと思って腹括った。スタートは取れなかったけど、取りにいったし自分の仕事はした。西村君も地元で気持ち一本で走っていると思うし、今年地元を走らせてもらってその思いがわかる。作戦じゃなくて気持ちですね。それを上回ることができたのはラインの力だと思う。今回走ったメンバーにはもちろんリスペクトがあるし、今回は僕が勝たせてもらったけど、次はわからないですから。ここが終わりじゃないですし。2、3年前はG1出場が当たり前でしたけど、今は遠くに感じて画面越しでみてすごいレースだなって思う。(長島)大介もレースが終わってから次はG1でよろしくお願いしますって言ってくれたので。1年後ですけど計画をやり直して準備したい」
【長島 大介(2着)】
「初手の併走は仕方ないかなと。少しでも抵抗してから下げようと思っていた。ラインで決めるにはあの形かなと。ラインで決まるようにと思って。みんな自力じゃないからどうにかなるかなと。4日間で一番軽かった。最近、悪かったけど、結果良かったので。今日は(先行)しないとないかなって変なプレッシャーはあった。抜かれなければ100点だったけど、抜かれたので95点ですね。今日の感覚を続けられるように。軽かったのは気持ちの問題かなって思う」
【海老根 恵太(3着)】
「赤板のところは押さえるか戻ってくるかのどっちかでしたね。わざわざ粘られる必要がないですからね。引いても6番手を取れますから。駆ける人がいないし、駆けてもそうでもないだろうと。鐘前で中村さんと青とにいって車輪が接触して重くなってしまった。そこから仕掛けてくれて西村君に飛び付かれそうになって、そこが勝負所だなと。締めて芦澤君が空けてくれたので入って戻ってこれた。(西村と)合うと面倒ですからね。最後は追い込む脚が残っていなかった。(3着で)良かった。嬉しいですね。競輪祭は6日制で大変そうですけど、相性の良い大会なので楽しみができました」