検車場レポート
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郡司 浩平 神奈川 99期 |
【郡司浩平(1着)】
「今回は4日間、自力で出来過ぎなくらい動けたと思う。スタートは失敗だったけど、田中君が前を取って切らせて、行かせてはしないでしょうし、そのあとの対処としては突っ張られて、あそこを狙えるように。車間を空けながら詰めつつ、(犬伏を)気にしていたけど、犬伏君は力があるので、来ていて、反応した感じです。自分のタイミングではなかったけど、慌てて踏んで、行かれるスピードだったので1センターで合って、そっちに頭を切り替えた。正直、けっこう空いていて、(とらえられる)感覚はなかったけど、犬伏君のスピードが落ちてきて詰められた。(レースの)グレードや格付けに関わらず、どうすれば1着をというのを考えている中での優勝。今年に入って、1着を取って、なおかつラインとして決めたいと思っていて、ラインは大事ですけど、人気になる以上は取りこぼさないようにと自分にもプレッシャーをかけている。自分に厳しくしていかないと思っていて、そこで結果が出ているので自信につながっています。(次は奈良記念で)少し詰まっていて練習で追い込めなかったりするけど、12月にできていましたし、気持ちが切れていないのと、もっともっと上にと思っているので問題ないかと。与えられたレースで1着を目指して、まず、勝てるように走って、その結果、G1優勝をしたい」
【成田和也(2着)】
「後方だと、犬伏君に突っ張られてもきついんで、前が取れて良かった。僕らのライン的に、とりあえず前に踏むしかないんで、(突っ張りは)仕方ないですね。ジャンで郡司が後ろにいて、並びが逆になってたけど、どっちにしろすぐに叩きに来ると思って警戒はしていました。犬伏君に合わせて郡司が踏んで、どうしようかと考えたけど、郡司の後ろを狙いに行きました。まさか2着までいけるとは思ってなかった。田中君がいたので、そういうレースができた。強運の田中君に、運をいただけた」
【犬伏湧也(3着)】
「中団からが一番良かったけど、被って力を出せないで終わるのが一番だめだと思ってたので、赤板のところはすぐに引いた。郡司さんよりも先に仕掛けて、どれだけ粘れるかだと思ってたんですけど。島川さんが絡まれたし、自分がもうひと加速できれば、ラインでまくり切れたと思うし、力不足です。GIレベルは、もう一つレベルが高いし、悔しいです」