PIST6の最多優勝記録を保持する堀江省吾 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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堀江省吾
通算12回目の優勝を目指す
中島詩音や棚瀬義大といった活きのいい若手機動型も参戦

 7月11日(木)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 7月 第2戦が開催される。注目はPIST6最多のV11を誇る堀江省吾(119期・長野)。強豪が揃う今シリーズでも過去の実績を考えれば優勝候補の最有力と言える。対抗格は力次ぐ中島詩音。通算V7と実績面では引けを取らず、6ヶ月ぶりのPIST6となる今節でも期待が懸かる。以下は棚瀬義大や神田龍といった複数回の優勝経験を持つ強豪も多数参戦し、ハイレベルなメンバーが顔を揃えた。

 10日の前検日にはタイムトライアルが行われて、優勝候補の堀江省吾は10秒440を叩き出して全体3位で通過した。
 「(タイムトライアルは)やっぱり出なかったけど、踏めている感じはあったので、レースでは問題ないと思いたい。前回のPIST6は初日から調子が悪くて一次予選の動きも良くなかったけど、そこから右肩上がりになっていった。今回は前回に比べれば状態はマシだと思うけど、練習のパターンを変えたせいか、夏で疲れているせいか、ハイパワーを出せない。今回は詩音もいるし、まだPIST6では戦ったことがないので楽しみ。優勝記録の更新は意識しすぎずに走りたい。現行競輪では割と戦えているとは思うけど、1班の壁を感じる。でも結果だけ求めて内容が悪くなるよりも、今のスタイルで走ることが重要だと思うので」

 前場所の奈良では現行競輪で3ヶ月ぶりとなる優出を果たし近況は上り調子。PIST6での成績は言わずもがなで、今節も圧倒的な先行力を披露し自身の持つ最多V記録更新を目指す。

髙野航記者

2024年7月10日 16時46分

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