直前の南関地区プロではチームパーシュートで優勝

　10月28日（月）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 10月 第4戦が開催される。若手からベテランまで実力者が多く揃ったシリーズになるが、注目は前回の寛仁親王牌で準Vの小原太樹（神奈川・95期）だ。

　27日の前検日にはタイムトライアルが行われて、注目の小原は10秒692のタイムで、全体11位で通過した。

　「寛仁親王牌は感じとしてはそこまでだったけど、うまく走れたと思う。直前の地区プロはチームパーシュートに出場したけど、中距離種目なのでこっちではどうか。練習グループは自分を含めて地脚タイプが多いけど、塩島君はダッシュ型なので、普段の練習からいい刺激を貰っている。（タイムトライアルは）こんなもんでしょう。もっと出せれば出したいけど、大宮での落車以降（前回のPIST6）あの辺から展開に助けられていることが多いですね」

　寛仁親王牌では自身3度目のGI決勝進出で準優勝と好成績を収めた。また23日に行われた南関地区プロでも4kmチームパーシュートで優勝を飾っている。今シリーズは弟子の池邉聖（神奈川・123期）、塩島嵩一朗（神奈川・125期）との師弟あっせん。特に塩島は養成所時代にゴールデンキャップを獲得している好素材で、現行競輪では2場所連続で完全Ｖを飾っており、次回の青森で特別昇班に挑戦する。今回のPIST6ではともに勝ち上がれば師弟対決が実現ということもありそうだ。

• 選手詳細データ

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  小原太樹 選手神奈川・95期