男女共に激戦ムードが漂う

　5月1日（月）に宇都宮競輪場でナイターF2シリーズ「ルーキーシリーズ2023」の2日目が開催された。123・124期のルーキー達による予選2が行われて、激戦を勝ち抜いた14名がそれぞれ決勝へと駒を進めた。

　123期の決勝は埼玉、茨城コンビがそれぞれラインを結成。連勝で勝ち上がった浮島知稀や西日本勢の青木瑞樹、半田誠はそれぞれ単騎戦を選択した。

　以下に決勝進出メンバーのコメントを掲載
1番　荒川達郎
「（予選2は）初日の反省を生かして、車間を詰めすぎずに走れた。決勝は初めてライン戦になるし楽しみ。決勝は勝ちにこだわりすぎずに走りたい」
2番　熊崎麻人
「初めて自力で1着を取れたし嬉しい。まずはしっかり荒川君を追走することを考えて、できるだけサポートしていきたい。二人でゴール前勝負できれば」
3番　松崎広太
「初日の反省を生かして外々を踏んだけど、あれを乗り越えられるくらいじゃないと。決勝まできたら腹を括ると決めていたし、自分が前で頑張ります」
4番　半田誠
「今シリーズは勝ちにいく競走をしてどれだけやれるかを試している。連日、後ろの展開になっているし、決勝は臨機応変に走って前に行けるように」
5番　松田昴己
「突っ張るつもりだったけど見えなくて出られてしまった。脚に余裕はあったし冷静にレースは見えていたと思う。松崎さんの意向を聞いて自分は番手を回ります」
6番　青木瑞樹
「2日目は展開もはまったし、初日よりも良かった。ラインができたどちらかが行けば自分はその3番手を確保して勝負したい」
7番　浮島知稀
「初めてライン戦になるしそれがどうか。自分は単騎になるけど、やることは変わらない。力を出し切るだけです」

　124期のガールズ達によって行われる決勝は、連勝を決めた卒記クイーンの松井優佳の完全V達成に注目が集まる。

　以下に決勝進出メンバーのコメントを掲載
1番　竹野百香
「周りを意識しすぎて自分のレースができなかった。レースが終わって先輩からアドバイスをもらったし、決勝は力を出し切って自分のレースをしていきたい」
2番　枝光美奈
「離れてしまったのは反省だけど、その後は冷静に判断できた。決勝も立ち回りでどうにか頑張りたい」
3番　星野しほ
「養成所の時も、1回しか1着がなかったので、まさかって感じです。最後は空いたコースをしっかり行けたので良かったです」
4番　戸邉香奈実
「力み過ぎてしまった。力は出し切れたけど結果がダメだった。器用なタイプじゃないし、とりあえず前々に走ってみて」
5番　松井優佳
「山口さんの仕掛けが早かったし、あのタイミングしかないと思った。直感で行けたし、うまく走れたと思う。決勝は流れを見て自力で頑張りたい」
6番　熊谷芽緯
「しっかり先行することを心掛けていた。後半が弱いのでそこは課題。決勝も積極的に頑張ります」
7番　山口優依
「イメージ通りに走れた。でも焦っている部分は多いので、早く仕掛けてしまう。決勝は着に絡めるように走りたい」　

　123期の決勝は12R（20時35分発走）、124期の決勝は11R（20時01分発走）に発走予定。卒記チャンプ、クイーンが力を示すのか、はたまた伏兵の台頭で波乱の決着となるのか。ルーキー達の熱き戦いに注目だ。

• 選手詳細データ

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  松井優佳 選手大阪・124期