修正して準決に挑む石川航大 ~取手競輪場~

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石川航大
初日に勝った中でも課題を見つけて修正し準決に挑む
同じ地脚タイプの師匠の存在は心強い

 取手競輪場で12日から行われている7レース制のモーニング開催は初日が終了。6レースでは石川航大(宮崎・123期)が島田茂希(北海道・92期)に突っ張られたが打鐘2センターで叩いてそのまま逃げ切った。

 「突っ張られるには分かっていたし、詰める勢いでいきました。バンクは軽いけど出切ってから最後は踏み上がらなかったし脚の状態はブレブレ。調整して」と修正して挑む様子だ。
ここ最近はVが遠ざかっており、準決だけに少し早いが、そのことを聞くと「決勝で構えていてはダメだと思うし、積極的に攻めている。そこで逃げ切れれば」とVを狙っていく中でも、
展開で人の力で勝つのではなく、自分で動いて獲りたいのだろう。

 師匠は久島尚樹(宮崎・100期)。久島は石川の競走について特にアドバイスをするわけではないが、石川にとっては頼りになっていると言う。「久島さんは僕と同じ地脚タイプ。だから、何かあったら聞きにいきやすい」と大きな存在になっている。

 石川は朝が苦手のようで、初日は6レースだったが、準決は5レースで初日よりレースの時間が少し早まった。それでも「少し時間が早くなったので早く寝ます」と対策はばっちりだ。
万全の状態で挑み連勝で準決を突破するはずだ。

木村貴宏記者

2024年3月12日 16時40分

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