同期を力でねじ伏せる！

　7月16日（火）から川崎競輪場にてF２ナイターが開催されており、18日（木）に決勝戦が行われる。125期の新人は全員が決勝戦に駒を進めて激戦を繰り広げる。準決勝では同期の佐藤大地（三重）を完封し、前回同様に無傷で勝ち上がった中島淳（埼玉）にスポットを当てた。

　前検日に「ルーキーシリーズでは常に１着を狙う走りをしていたが、平塚の決勝では同門の森田一郎君に付いていっただけになった。今回は同門の中山拓人（121期）と同じあっせんなので心強いですね。名古屋で本格デビューして今回は２戦目だから、それほど緊張せずに走れそう。目標とする選手は森田優弥さん（113期）です」と話していた。

　予選は地元の國井裕樹（神奈川・113期）に出切られたが、番手にはまると落ち着いて叩き返して押し切り、準決は後ろ攻めから堂々と主導権を握っての快勝でポテンシャルの高さを見せ付けた。

　「準決は行ける展開だったので、しっかり仕掛けられた。今回も連勝で勝ち上れてので簡単ではないですが完全Ｖを狙って頑張るだけです」と闘志を燃やす。決勝はラインができず単騎となるが、勝負所を逃さずタイミング良く仕掛けて初優勝をつかみ獲る。

• 選手詳細データ

• 
  中島淳 選手埼玉・125期