連勝ストップの久田朔が決勝で大暴れ ~京王閣競輪場~

photo-87285
久田朔
吹っ切れただけに一撃には警戒
再出発に弾み付けるV狙う

 8月10日(土)から京王閣競輪場で始まった『ウィンチケットミッドナイト競輪』が12日(月)に最終日を迎える。

 久田朔(大阪・125期)は2場所連続完全Vで特別昇班をかけて今場所参戦も、準決勝で同期の小堀敢太をまくれず3着となりおあずけに。
 「もうワンテンポ早くいけていればよかった。意識していないつもりだったけど、どこかでそういう気持ちがあったのかも」と構えてしまったことを悔やんだ。
 レース後は表情が曇っていたが、今開催の概定は3着でも無条件で決勝に進出。決勝メンバーが決まったころには、気持ちに整理がついたようで「連勝も止まったし、吹っ切れました。早めに仕掛けられるようにしたい」と反省を生かした立ち回りを意識。
 連勝こそ途切れたが、3場所連続優勝はかかっているだけに最大の壁となるのは同期の卒業記念チャンプである森田一郎だろう。
 「(森田は)養成所でもちょっと違う存在だったので。自分の力を試せるようなレースをしたい」と力強い走りを取り戻せば、優勝をつかむことは十分だ。

角田祐馬記者

2024年8月11日 22時54分

開催情報

ページトップへ