森田一郎は特別昇班を懸ける

　　8月31（土）に立川競輪場でF2ガールズシリーズの2日目が開催された。3～5Rにはチャレンジの準決勝が行われて、激戦を潜り抜けた7名が決勝へと駒を進めた。関東勢は4名が勝ち上がり、森田一郎－関智晴、岡部陸斗－藤本龍也でそれぞれ別れて別線勝負を選択。久田朔には大林亮介が付き西日本勢が即席連係を形成し、福島の小田恭介は単騎戦で臨むこととなった。
　
　準決勝で後続に大差をつけて快勝した久田は「突っ張ろうと思っていたけど、（平根優大）が思い切り来て突っ張れなかった。そこからは中団だと思っていたけど、（藤本龍也）内から来られてしまった。でもあそこは引けなかったし、外で粘るかたちになりました。外併走だったけど、すんなり人の後ろを回っている感じで走れたし感じは悪くない。立川は若干重く感じる。（森田とは）前回戦った時に負けているので、リベンジしたい気持ちはある。でも消極的な走りをしてもしょうがないし、森田さんはヨコもできるので。しっかり自分の走りができれば」。

　競技経験がなく養成所順位こそ39位と振るわなかったが、デビュー後は随所にポテンシャルの片鱗を見せている。決勝は強敵・森田一郎が相手となり、8月京王閣決勝で敗れたリベンジを果たすべく、奮起の走りを誓う。

• 選手詳細データ

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  久田朔 選手大阪・125期