今井希は初Vよりも内容重視 ~取手競輪場~

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今井希
大きな競走を心かけて初Vも決めたい
V狙いの競走では逆に失敗している

 取手競輪場では22日からモーニング開催『オッズパーク杯』が行われており、2日目の23日の準決勝第7レースでは新人の今井希(埼玉・125期)が車を下げてから高回転でまくり番手の等々力久就(長野・98期)を連れてワンツーを決めた。

 今井は「突っ張ってからペースで行きたかったけど、長谷川(裕一・愛知・121期)さんが早めに上がったので、引いてまくりになりました」と何パターンかの展開を考えていた様子。
「初日はやらかしてしまったので」と話し、初日予選は後ろ攻めからの攻めで今井は上昇したが後位をもつれさせてしまったので反省を生かせたようだ。

 今井はまだVがなく、今回は連勝できており初Vのチャンスはありそう。しかし、今井は冷静に淡々と答える。
「番手に差されない様にとかVを狙う時があったが、逆に着は良くなかった。それなら内容を重視した方が良い。先輩方にも『競走を周りも見ているから』と言われました」と説明する。
決勝は同期の西村剛(新潟・125期)―等々力が付いて関東勢はライン3車。今井は「自分たちのラインが有利になれる様に」と話す。
内容を重視しながら初Vが決められれば今井にとっては最高の結果になりそうだ。決勝を楽しみにしたい。

 

木村貴宏記者

2024年11月23日 15時10分

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