新たな発見があった西村剛 ~川崎競輪場~

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西村剛
決勝も全力でやった結果で初Vが欲しい
いいヒントがあった

 川崎競輪場では6日に2日目の競走が行われた。準決3本勝負の2レース目、第6レースでは叩かれた西村剛(新潟・125期)が立て直して2センターから踏むと鋭く伸びて突き抜けての一着。7番車とは思えない強さで決勝に勝ち進んだ。

 「全力でやった結果です。(一着に)届いたかどうかは分からなかった」と話す通り無我夢中の走りだった。
しかし、最高の結果を出し4日に中止・順延の中でも1レースで走って無傷の3連勝。何があったのだろう。
「初日の競走にいいヒントがありました。叩かれた時に下がって脚をためて。臨機応変に対応力が必要ですね。いつもだったら無理に前に行って内に詰まっているかもしれない」。勿論、前々に攻める事を重視しているようだが、それだけでは苦しくなるケースがある。だから対応力が必要となってくるのだ。

 「初日より良いし尻上がりに良くなってくれれば。まだVはないです」。V宣言こそなかったが、今回のデキならチャンスは十分。注目して決勝を待ちたい。

木村貴宏記者

2025年3月6日 23時59分

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