同期対決をまくりで制した

　松田安綱（127期・大阪）が11日の岸和田ミッドナイト競輪を完全優勝し、3場所連続での完全優勝を達成。12日付でＡ級2班への特別昇班を決めた。

　岸和田の決勝は松田、谷澤優貴、森飛龍で127期のルーキー3人による3分戦。正攻法で構えた松田は、赤板で森が上昇してくると車を下げる。打鐘前から谷澤が先行態勢に入り、松田は一本棒の6番手に置かれた。1センターからまくり上げると、合わせて森が中団からまくったが、その上を乗り越えて押し切りＶゴール。京王閣、平塚に続く3場所連続完全優勝を地元バンクで決めた。

　松田の師匠は父の治之（73期）。来期Ｓ級1班となる父の背中を追い掛け、2世レーサーが次のステージへと歩みを進める。

• 選手詳細データ

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  松田安綱 選手大阪・127期