椿賞争奪戦が開幕! ~伊東温泉競輪場~

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武田豊樹
怪我から復帰し、S班として最後のシリーズを迎える
武田豊樹が88日ぶりの実戦

 12月21日から今年最後の記念開催、開設69周年記念「椿賞争奪戦」が伊東温泉競輪場で開幕する。ラストを飾るにふさわしい豪華メンバーによるシリーズ。三谷竜生、村上義弘に武田豊樹は、これがS班として戦う今年最後の開催となる。
 9月岐阜記念の落車で左鎖骨、左ろっ骨骨折に肺気胸の大怪我を負った武田豊樹は今回が復帰戦。88日間の欠場で寛仁親王牌、競輪祭を棒に振ったが、今年最後のレースで何とか復帰にこぎ着けた。
 「鎖骨に入れたワイヤーが飛び出たりして、何回もやり直しになって時間がかかってしまった。焦らずやれば、競輪祭には間に合ったかもしれないですけどね。練習はして、準備はしてきたつもり。レースを走ってない不安はあるし、ここ半年ぐらいは(まともに)走れてないと思う。まずは成績が欲しいですね。まだ違和感はあるけど、怪我はみんなが通る道。自分をしっかり見つめ直してトレーニングを積んで、また大きいところで走りたい」
 初日特選12RはG1級の好メンバーが激突するだけに、現状を計るうえで貴重なレースになるだろう。アクシデントを乗り越える武田の熱い走りに注目したい。

音無剛記者

2019年12月20日 16時49分

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