春日賞争覇戦が開幕 ~奈良競輪場~
三谷3兄弟が揃って参戦
奈良競輪開設69周年記念『春日賞争覇戦』が2月27日(木)から4日間の日程で開催される。今年は初めて三谷3兄弟が同時あっ旋と注目を集めるシリーズで、他にも昨年覇者でS班の村上博幸(京都・86期)、平原康多(埼玉・87期)など、全国から好メンバーが顔を揃えて激しい開催になりそうだ。
三谷3兄弟の末弟・竜生(奈良・101期)は「全日本選抜が終わってから支部合宿で石垣島に行きここに向けて良い練習ができた。前回よりも状態は良い。今回は優勝するつもりできた」と抜群の状態に仕上げてきており、堂々のV宣言。「兄弟3人が同じ競輪選手で同じあっ旋なので頑張りたい。決勝で一緒に走れるように」と念願の兄弟連係を目指してまずは初日特選制覇に挑む。
次男・将太(奈良・92期)は「名古屋で落車してから良くないけど、ここに向けてやることはやってきた。もうちょっと時間は欲しかったけど、兄弟3人で決勝を走ることを目標として頑張る」と見据える先は同じだ。
長男・政史(奈良・93期)は「前回の名古屋は着以上に調子が良かった。そこからキッチリと調整してきたので状態はカンペキ。地元5割増しですからね。竜生みたいに決勝が最低限のノルマとは言えないけど、兄弟で一緒に走るため、決勝に上がるために、まずは予選」と地元のトップバッターとして流れを引き寄せたい。
なお今シリーズの売り上げ目標は53億円。1レースは10時44分発走(エンジョイでの投票締め切りは各レース発走の5分前)となります。