郡司浩平と新山響平の同着優勝 ~玉野競輪場~

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弊社スポンサー選手の同着Vで肩を組む新山響平(写真左)と郡司浩平
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表彰式で優勝トロフィーを受け取りポーズを決める
スポンサー契約選手が同着優勝

 玉野競輪開設69周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」の決勝戦がシリーズ最終日の3月8日(日)に行われ、郡司浩平(神奈川・99期)と新山響平(青森・107期)の同着優勝で幕を閉じた。郡司は通算7度目、新山選手は通算4度目のG3制覇となった。
 
 レースは赤板前に動いた郡司浩平を清水裕友が押さえて、新山響平がすかさず叩き主導権。最終ホーム手前から巻き返した畑段嵐士に合わせて新山はペースを上げ、清水が3番手からまくるも佐藤慎太郎のブロックを受け失速。最後は懸命に踏み直す新山と、後方からまくり上げた郡司のゴール勝負。写真判定の結果、弊社がスポンサー契約をしている2人の同着となった。
 
 鋭いまくりで前団に襲い掛かった郡司浩平は「届いていなかったかも」とレース直後は半信半疑であったが、優勝と知らされると表情を緩めた。
 「車番が悪かったので前か後ろしかないかなって。(畑段と清水が)絡んでいるうちに外に持ち出せたので。タイミングは合ってしまいましたけど岩津(裕介)さんも前で絡んでいたので展開が向きました。脚は悪くなかったのでいけると思っていました」

 力尽きるまで懸命に踏み続けた新山響平も「最後はみんな横一線で分からなかった」と手応えのないまま引き揚げてきたが、1着同着と知ると「ビミョー(苦笑)。だったら気持ちよく逃げ切りが良かった」と周囲を笑わせた。「(佐藤)慎太郎さんに、いつも出る時に踏み過ぎだぞってアドバイスをもらったんで、あまり踏み過ぎないようにしようって。出てからも踏み過ぎないようにうまくペースを考えながら。畑段さんがきたのが見えたので踏めばもつれるかなって。(最終3コーナーで)誰か来たのはわかったけどがむしゃらに踏んでいたので誰かはわからなかったですね。最後はいっぱいでした」

及位然斗記者

2020年3月8日 16時18分

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