見ごたえ十分な決勝戦 ~いわき平競輪~

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カメラを向けるとにこやかな表情
左:薦野将伍 右:上野優太
自力でVを誓う

 4月11日にいわき平競輪で準決勝が終わり、12日にはチャレンジ、A級共に決勝戦が行われる。
 メインのA級決勝戦(10R)で意外な並びとなったのは3車揃った神奈川勢。メンバーが決定するや否や巴直也(101期)が「自分が前」と先頭を買って出た。それを聞いた能代谷元(111期)と出澤拓也(111期)の同期コンビは「巴さんが言うのであれば」と準決勝の並びを重んじて巴ー能代谷ー出澤で並ぶことに。また、西日本の113期コンビも話し合いの結果、連係することを決めた。上野優太(113期)は「仕上がりは良くないが連係すれば(勝負になる)」と自力で戦うことを決意。次いで薦田将伍(113期)も「どちらが前でもいい。ただ、上野さんが勝てるように走ってくれれば」と話した。
 
 全国の競輪場が中止を決定していく中、貴重な開催となったいわき平競輪。選手は日本の情勢を跳ね返すくらいの熱さを見せている。

 なお、A級決勝戦(10R)の発送予定時刻は20時30分。¥JOY締め切り時刻は発走の5分前となっております。

半田貴由起記者

2020年4月11日 21時35分

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