15日からミッドナイト競輪が開幕 ~小倉競輪場~
コロナウイルス感染対策も万全
新型コロナウイルスの影響で開催中止が相次ぐなか、4月15日から小倉競輪場では防府市営のミッドナイト競輪が開催される。写真にもあるように、選手の取材を透明なビニール越しで行うようにするなど感染対策にも細心の注意をはらっている。前検日の今日は参加49選手が無事に車体、身体検査を終了。このような状況でもレースに参加できることを選手たちは口をそろえて喜んでいた。
シリーズの注目選手は115期の新鋭、小原丈一郎だ。1月宇都宮の1、2班戦初優勝から2月の当所、前回の4月豊橋でも完全優勝を飾っている。「宇都宮で初優勝してから気持ちに余裕が出て、落ち着いて仕掛けられてる」と話すように、宇都宮からは一度も決勝を外していない。気が早いがここでも完全優勝すれば、今月24日からのいわき平でS級特進がかかる。「6連勝してから考えます」と21歳の若者は笑顔で話したが、その力は十分にある。コロナ禍で沈滞ムードがただよう競輪界にフレッシュな風を送り込むべく、初日から力走する。