今回はナイター開催

　ドームの小倉競輪場を舞台に『ルーキーシリーズ2020』の第二弾が開幕した。6、7レースで争われた118期によるガールズ戦は、廣木まこと尾方真生が初勝利をゲット。両者とも地元戦で幸先のいいスタートを切った。

　在所12位の廣木は養成所での成績こそ振るわなかったが、前回、広島のルーキーシリーズで決勝2着と健闘。今回は最終2コーナーからまくって、脚力アップを猛アピールした。
　「一回、間に包まれるような感じになったけど、脚を溜めていたぶん外を思い切って行けました。養成所の時はタイムが出せなかったけど、久留米で練習すれば絶対に強くなれるって分かっているし、自分くらいの成績でも、こうやって1着が取れるっていうところを見せられたので良かったです。一年以内に初勝利をって思っていたけど、思っていたより早くできました」

　卒業記念クイーンの尾方は、打鐘の2センターからスパートし、後続を突き放して圧勝した。
　「廣木さんが1着だったので自分も頑張ろうって思いました。誘導が退避したあとにスピードがあがったので、これ以上あがる前に行こうと思って仕掛けました。後ろのことは気にしてなかったので、分からなかったですね。今回はデビュー戦だし、もう一本（2日目も）魅せるレースをしたいっていうのがあります。最終バックはしっかり取るイメージで走りたいです」

　30日の2日目も6レースに廣木、7レースに尾方が登場。地元戦で決勝進出となるか…。