筒井敦史がバースデー勝利!! ~久留米競輪場~

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筒井敦史
44歳ポーズで笑顔を見せた
修正して挑んだ結果

 久留米競輪開設71周年記念「第26回中野カップレース」が6月6日に開幕した。初日の7レースに登場した筒井敦史(岡山・85期)は、今日が44歳の誕生日。突っ張り先行の河端朋之(岡山・95期)の番手から鋭く抜け出して、バースデー勝利を飾った。
 「あの展開なら河端の中でスイッチが入るっていうのを、俺は長年の付き合いで分かっていました。欲を出さずにレースしたつもりですけど、誕生日だし最後は甘えさせてもらいました(笑)。信頼関係があるからこそ行ってくれたと思うし、河端の気持ちがうれしいですね」
 50日ぶりのレースとなった前回の全プロ記念は8、6着。自粛期間中に考えたセッティングなどを試したが、全く噛み合わなかった。
 「2カ月間も時間があったんで新しいことを考えたけど、力が入る方になり過ぎて、2周ガマンできるセッティングじゃなかったです。(全プロが)本当に悪すぎたので、これは違うなと思って、今回はフレームからセッティングから、チェーンまで全部変えて、オイルマッサージにも行ったりして、体も全部変えてきました。今日は余裕を持ってレースできたと思います」
 1着は昨年12月の名古屋以来。最高の形で44歳をスタートさせた筒井は、明日、二次予選Aの11レースに出走する。S班・清水裕友(山口・105期)の番手でチャンスをモノにできるか。

岡崎優美記者

2020年6月6日 19時33分

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