地元支部ワンツー

　青森競輪場で行われている国際自転車トラック競技支援競輪（G3）は12日に2日目が行われた。10Rでは、藤根俊貴（岩手・113期）と高橋陽介（青森・89期）の青森支部ワンツーが決まり地元G3を盛り上げた。

　レースは、打鐘前から勢いよく踏み上げた藤根が主導権を奪う。中団から小原唯志（茨城・101期）がまくり上げるが、これを高橋がブロック。藤根が押し切り、高橋が続いて連独占を果たした。藤根は「感じは良いと思っていたけどここまでとは。感覚が戻ったのが大きい。（逃げ切り連発で）2日間で自信も付いた。自分はがっつき過ぎると駄目なので、やることをやって結果が付いて来ればいいですね」と予想以上の手応えをつかみ、準決勝へ向けて気持ちを入れ直していた。

　マークの高橋は「正直、藤根君の調子がイマイチ分からなくて、後ろを見ながら車間を空けたり、大きく外に持って行ったりしたけど、そんなの必要ないぐらい藤根君が強かった」と後輩を称賛した。

　なお、明日の準決勝12Ｒでは再度で両者が連係。ともに決勝進出が叶うか、注目が集まります。16時35分発走予定。エンジョイの投票締め切りは発走の5分前となります。