ミッドナイト競輪が29日に開幕 ~小倉競輪場~

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松尾透
地元ホームで今期最終戦を迎える
初日特選はオール九州勢

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪「トータリゼータ熊本杯」が6月29日に幕を開ける。今シリーズはA級1、2班の7レース制。九州、中国、四国の3地区の選手により激しいバトルが展開される。

 主力選手が激突する初日特選の7レースはオール九州勢。地元福岡勢は4車で結束することになった。人気の中心は番手を回る松尾透(福岡・96期)だろう。前回玉野ナイターの決勝は1着失格したが、気持ちは切れていない。
 「前回の失格は仕方ないと思っています。気持ちを切らさずに、ここに向けてやってきました。今期の最終戦なんで来期S級のことも見すえて、気合を入れて走ります」

 地元4車の先頭を務める鶴良生(福岡・111期)もモチベーションは高い。玉野ナイターの決勝で松尾の失格により、繰り上がりで優勝を飾った。
 「玉野の優勝は松尾さんが後ろで仕事をしてくれたおかげです。来期S級のことを意識して、連日の内容は良かったと思います。今回でA級を走るのは最後にしたいですね。先頭でしっかり頑張ります」

笠原裕明記者

2020年6月28日 15時42分

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