早期追い抜きで2名が同時失格 ~取手競輪場~

photo-11863
ルール改正以降、同レースでの複数失格は初

 本日9月7日(月)から開催されている取手F1シリーズの第4レースで、伊藤慶太郎(埼玉・107期)と夏目新吾(静岡・103期)の両名が誘導員の早期追い抜きにより失格となった。 

 レースは後ろ攻めとなった夏目が赤板手前で上昇し、前受けの伊藤も合わせて出ていこうとする。両者が赤板目がけて勢いよく飛び出すと、僅かに誘導の武田靖夫を追い抜いてしまい、両者共に先頭員早期追い抜きによる失格となった。

 夏目の番手を回っていた石塚孝幸(神奈川勢・89期)は「(夏目は)ギリギリで仕掛けたんですけど、付いている感じではセーフだと思ったんですけね。頑張ってくれたのに何とも言えないですね。(伊藤慶太郎も)地元を背負っていたし、早めの仕掛け合いになってしまいましたね」とレースを振り返った。

 なお2019年のルール改正以降、同レースでの誘導員早期追い抜きによる複数名の失格は初となった。

及位然斗記者

2020年9月7日 13時21分

開催情報

ページトップへ