坂本周作が勝負駆けに成功 ~みちのく記念競輪~

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坂本周作
初めの記念準決勝を地元で決めた
初めての記念準決勝進出を地元で決める

 初日4着の坂本周作(青森・105期)が2日目、4Rで1着権利の勝負駆けに成功した。レースは格上の古性優作らが相手。その古性が打鐘過ぎ4コーナーからカマすと、坂本はうまくこのライン3番手に追い上げる。じっくり脚をためた坂本は2センターからのまくり追い込み。古性マークから抜け出す金子貴志を直線でとらえた。
 「良かったです。(準決勝に勝ち上がるには)1着しかなかったので。レースも作戦通りでしたね。仕掛けようと思ってたので、古性さんの仕掛けにも反応できた。待って待って、後ろのことを考えず自分だけみたいになったけど。こんな声援はやっと地元らしいなと思いました」
 地元記念はこれで3度目の参戦。「去年のここがきっかけになった」。二次予選で敗れた昨年大会から気持ちを入れ直して、この1年で着実に力を付けてきた。
 「アマチュアの頃から坂本グループで街道中心にやってたけど、2年前からダッシュを付けるためにグループとは別でバンクで練習をはじめた。(地元記念初出場から)3年越しで初めて準決勝に乗れたので良かった」
 準決勝は練習仲間でもある嵯峨昇喜郎(青森・113期)の番手回り。記念初優出のチャンスは十分にある。

音無剛記者

2020年9月27日 18時38分

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