高配当が乱発 ~松戸競輪場~

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柳詰正宏
混戦で持ち味が生きる追い込み型
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近藤保
地元での巧みなコース取りを発揮
3連単50万円を超える特大配当も

 本日10月8日(木)から松戸競輪場で「燦燦ムーンナイトカップ(GⅢ)」が開幕。

 今回シリーズは久留米記念に続いての9車立てで、悪天候と相まり高配当が続出。男子レースの9レース中、7レースで3連単が万車券となり穴党には嬉しい初日となった。

 4レースで3連単50万円を超える配当の立役者となった柳詰正宏(福岡・97期)はレースを振り返り
「門田(凌)君に全部任せてたけど、(初手で)後ろになって予想外だった。あとは門田君次第の仕掛けって感じでしたね。雨で前が見えなくて、スピードもホームからかかってて門田君もなかなか行けないだろうと。自分も内しかコースを見てなかった。団子になってたのでチャンスあるかなと思ったけど、アタマまで行けるとは思わなかった。良く伸びましたね。復帰戦で久々の9車だったけど踏んだ感じは悪くなかったですね」

 7レースでは地元の近藤保(95期)が目標が不発の窮地も、空いた内を俊敏に突いて2着に食い込んだ。かつて松戸ダービーで鈴木誠(引退・千葉・55期)が最内を突っ込んでダービー王に輝いたように、松戸バンクは2センターから内と中のコースがガラ空きになるとビッグ配当が飛び出る。
「苦しい展開でした。(加賀山は)何回もタイミングを狂わされた感じでしたね。ホームで行ってくれたけど、勢い止まっちゃったので内に行かせてもらいました。3番手まで空いたので、行けるところまで行っちゃおうと思った。ちょっとがっついちゃいましたね。脚も問題なくいいと思います」

 明日以降も悪天候が予想されるが、配当も大荒れになるか注目していきたい。

及位然斗記者

2020年10月8日 22時00分

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