117期の2名が顔を揃える ~広島競輪場~

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117期の両雄(左・山口)・(右・町田)がファイティングポーズ
注目ルーキーがガチンコ勝負

 広島競輪場で行われている開設68周年記念『ひろしまピースカップ(G3)』の決勝戦が、シリーズ最終日の27日に行われる。
 今シリーズ注目を集めてきた117期ルーキーの山口拳矢は、準決勝11レースでは鋭いまくりを決めて無敗のまま決勝へ。同じく連勝で準決勝まで進んだ同期の町田太我は12レースで先行して2着ながらも、地元記念で決勝のキップをつかみ取った。

 両ルーキーの激突に注目が集まる決勝の並びは以下の通り。

 ⑥町田太我ー③佐々木雄一ー⑨阿部力也
 ⑧山口拳矢ー④皿屋豊ー⑦吉田敏洋
 ②野原雅也ー⑤鈴木竜士
 ①松谷秀幸は単騎となります。

 地元で唯一の生き残りとなった町田太我(広島・117期)は「準決の展開は予定通りで、あとは自分がどこまで粘れるか無我夢中で踏みました」と振り返る。「自分の力が通用することがわかった。もちろん、(山口)拳矢さんに勝って優勝したいけど、しっかりと内容重視のレースをする。自分の力を出し切ってレースをすれば、その先に結果がついてくると思う」と地元記念Vが目前もスタイルは決して崩さず、持ち前の先行逃げ切りで優勝を獲りにいく。

 3連勝の山口拳矢(岐阜・117期)は「117期は寺崎(浩平)さんが何でも先にいっている。超えるには先に記念で優勝するしかない」と前検日から話していた。優勝まで残り1勝となり「プレッシャーは感じるけど、3日間、落ち着いて走れているし、調子は良い。ここまできたら優勝を狙うしかない。優勝して寺崎さんを超える」と圧倒的なダッシュを武器に117期一番乗りの記念優勝、そしてデビューからG3最速Vを目指す。

 なお、両雄が対決する決勝戦12レースは16時20分発走予定。9レース(14時26分発走予定)ではレインボーカップチャレンジファイナルが行われるだけにこちらも注目。¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は、発走の5分前となっております。

池端航一記者

2020年12月26日 17時20分

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