『鳳凰賞典レース』は正念場の準決勝! ~立川競輪場~

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二次予選を逃げ切り呼吸を整えて共同会見に向かう
理想のイメージを即座に体現

 1月4日(月)から立川競輪場を舞台に行われている『鳳凰賞典レース』は2日目までが終了。明日、6日(水)には早くも決勝進出をかけて準決勝が行われる。初日特選で平原康多(87期・埼玉)に完封された郡司浩平(99期・神奈川)であったが、二次予選は軌道修正に成功して、圧巻の逃走劇を披露。準決を前に自信を深めている。
 
 「初日に平原さん(康多)の駆け方が凄く巧くて、後半になるにつれてどんどんカカって行く感じでまくりづらかった。2日目は展開次第でしたけど、先行する流れを作れたので、初日の平原さんをイメージして徐々に踏み上がる感じで最後までスピードを落とさずに駆けられましたね。上位陣との対戦になると出切るのに脚を使わされてしまうので、またちょっと違いますけど、これでまた戦法の幅が広がったと思います。グランプリから9着、9着でちょっと嫌な感じでしたけど、しっかりと1着を取れたので気持ち的にも上がっていければ」
 
 イメージをすぐさま自らの体で体現してしまう洞察力と吸収力はさすがの一言。新春初Vを狙う郡司浩平にとって準決勝(11R)はもちろん通過点。仕上がり良い坂井洋(115期・栃木)や当所との相性良い小川真太郎(107期・徳島)を、同県の内藤秀久(89期)と共に迎え撃ち、しっかりと決勝戦へと勝ち進む。
 

細川和輝記者

2021年1月5日 18時16分

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