中部のガールズが白星スタート ~名古屋競輪場~

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西脇美唯奈
卒記クイーンが地元で意地を見せた
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太田瑛美
先行勝負で強敵を撃破
ガールズの予選1は波乱の決着

 『競輪ルーキーシリーズ2021』の第2弾が、5月8日から名古屋競輪場でスタートした。120期のガールズには、ルーキーシリーズ初戦の静岡を制した内野艶和や在所1位の吉川美穂らが顔をそろえたが、6レースでは地元の西脇美唯奈(愛知)、7レースでは先行した太田瑛美(三重)が押し切ってデビュー初勝利を挙げた。

 隊列が短くなった最終2コーナーから大外を一気にまくった西脇は、「(上がりタイム11秒9は)練習でも出したことがないのでびっくりです。最後は後ろから(山口真未が)来ているのが分かったので、絶対差されたくないと思って頑張りました。卒記(で優勝)がまぐれじゃないってところを見せたかったので良かったです」と笑顔を見せた。

 養成所での11勝はまくりと追い込みによるものだった太田だが、プロとしての初戦は吉川を相手に先行策で勝利。「私はダッシュ型なので後半が苦手なんですけど、男子選手とか姉(美穂・112期)と後半もキープできるように練習してきたので、その成果が出せて良かったです」と脚力アップを実感している様子だった。

 シリーズ2日目は119期、120期ともに予選2が争われ、決勝へコマを進める7名が決定します。6レース(12時56分発走予定)には太田、7レース(13時25分発走予定)には西脇が登場しますので注目してください。

岡崎優美記者

2021年5月8日 18時45分

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