上のステージを目指す

　6月7日（月）に始まった川崎競輪F1シリーズの初日、2レースで齊藤健人（静岡・92期）が通算200勝を達成した。

　レースは前受けした齊藤が赤板周回の2コーナーで5番手まで下げると、打鐘過ぎ3コーナーからアタック。鋭いカマシで一気に主導権を奪うと番手の佐藤和典が離れてしまうほどのハイペースで駆けるとそのまま後続を寄せ付けずに押し切った。

　レース後、齊藤は「打鐘で緩んでいたから仕掛けたが上りでいったのでカズ（佐藤）さんは付けにくいし悪いことをした。いつもは力むけど、力が入っていない感じでペースで駆けられた」と仕掛け所を反省するも状態の良さを自覚。
　節目については「あんまり意識しないですね、同期の半分以上はしているんで。（200勝は）あくまで通過点で、ここから積み重ねていきたい」と気に留めず「もっと強くなりたいし、上のステージで勝ちを増やせるように」と抱負を掲げた。

• 選手詳細データ

• 
  齊藤健人 選手静岡・92期