近畿勢が決勝こそ決める! ~立川競輪場~

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レース後に反省点を振り返る(左・稲毛健太、右・村上義弘)
近畿の総大将が今年初Vを目指す

 立川競輪F1シリーズは10日(土)に最終日を迎える。S級決勝は村上義弘(京都・73期)が、前を稲毛健太(和歌山・97期)、後ろを澤田義和(兵庫・69期)の近畿勢を束ねて別線をねじ伏せる。

 村上は前検日には「立川は年始の記念でよく呼んでもらっているし、そこから一年のスタートと思っている。今回は下半期のスタートとしてここから頑張りたい」と、数々のタイトルを手にした当所での戦いに意欲を燃やしていた。
 準決勝では永澤剛(青森・91期)に直線で強襲され、村上は惜しくも2着で稲毛とのワンツーとはならなかったが「(稲毛)健太は頑張ってくれた」と、まずは連日前を任せている稲毛を労った。
 「永澤君がスイッチしているのは分かっていたけど、それでもワンツーが決まると思っていた。永澤君が強かった」と振り返り、決勝に向けては「修正できるところはまだいくつかある。それを修正して、決勝はラインで決まるようにしたい」と語った。

 また、ラインの先頭を任された稲毛は「ラインを生かして積極的に走りたい。この後にはサマーナイトもあるので、そこに繋がるようにラインで決めたい」と、先を見据えて出し惜しみはしない構えだ。

 S級決勝戦12Rは16時25分発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2021年7月9日 18時45分

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