2度目の地元Vを目指す日当泰之 ~青森競輪場~

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日当泰之
確かな手応えを手に地元シリーズで闘志を燃やす
乗車フォームを矯正して安定感アップ

 10月18日(月)から始まる青森ミッドナイト競輪に地元の日当泰之(青森・92期)が参戦。今シリーズは競走得点のレベルが高く、前回松戸で優勝を飾っているが予選スタート。それでも、確かな手応えを得ているからこそ表情は明るい。自身2度目の地元優勝を目指して初日から自慢の快速を披露する。
 
 「今までセッティングを散々と試してたんですけど、なにか違うなって感じて。自転車じゃなくて悪いのは自分の体だって気づけた。そこから乗車フォームを直そうとして取り組んでからだいぶ形になってきましたね。練習での感じもそうですけど、レースで走ると、特に感じるのが自転車の進みが変わったことですね。今までは上半身に力が入ってしまっていて巧く力を伝えられなかったんですけど、乗り方を意識するようになってから無駄な力が入らなくなってスムーズに進むようになりましたね。自分の中ではもう少しって感じなので、今のフォームをキープしながら、もう少し改善していければもっと良くなりそうな感じですね。あれっ? S級だったのって何年前でしたっけ(苦笑)2年前くらいですかね? 今の感じでS級に戻れれば、以前よりも戦えると思うので早く戻りたいですね。今回は(自身が)地元最終戦なので優勝したいですね。地元の優勝は1回しかないので頑張りたい。たしか特進のかかっていた藤根(俊貴)君を差しての優勝だったので良く覚えていますよ。前回の松戸は決勝に北日本3人が上がってそれぞれ別で単騎になりましたけど、メンバー次第で連係できれば連係したいし、勝てるように頑張りたい。まずは初日をしっかりですね。人気に応えられるように良いレースをしたい」
 2018年10月以来となる地元優勝を目指して初日から気持ちは高ぶっている。

細川和輝記者

2021年10月17日 16時55分

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