来期初S級の小笠原光が発奮 ~松戸競輪場~

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11月25日から久留米に冬期移動。ダッシュ力を付けて来期S級に挑む
新たな責任感が芽生えた

 松戸競輪場は、初のモーニング開催が7レース制で12月3日から開催される。

 注目したいのはV候補の一角である新進気鋭の小笠原光(岩手・117期)だ。小笠原は来期初S級で気持ちを高めるが、理由はそれだけではない。8月に長男が誕生したからだ。「嫁でなく自分の方に似てしまった(苦笑)。でも可愛いですよ。稼がなくてはいけないし責任感も芽生えてきた」。
 11月25日から久留米に冬期移動。「熊本勢と仲が良いのもあり移動したが、熊本バンクは改修工事に入ったので久留米に行こうと。バンク練習オンリーで体を動かしてきた。ダッシュ力を付けたいし肉体改造をします」。

 来期の初S級の抱負を聞くと「S級に上がったら、S級でこそ思い切り仕掛けないといけない。年内は(今回の松戸を含めて)あと3本。勝てる意識を持ちながら積極的なレースをしていきたい」。初日は2班だけに予選(5レース)からのスタート。人気は必至だけにスッキリと勝って、準決に弾みをつけたいところだろう。
 

木村貴宏記者

2021年12月2日 23時02分

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