宗崎世連は来期を見据える ~小倉競輪場~

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宗崎世連
結果と内容を求めて準決に挑む
勝っても慢心は一切なし

 15日(水)から小倉競輪場でF1ナイターが開催されており、A級初日特選では宗崎世連(高知・100期)が豪快にまくって白星を挙げた。しかし浮かれる様子は一切なく、口から出てくるのは反省ばかりだ。
 「iQの低さが競輪に出ていますね。1着を取れているけど、落ち着いていけていないし、余裕もない。レベルの高い人が初日のレースを見たらA級で勝ててもS級では勝てないよと思うはず。初日みたいなレースではS級で全く出番がないのは自分でもわかる。脚がちょっとあって勝てただけ。素人脚自慢レースを見ている感じ」と反省の弁を並べる。
 「S級を見据えたらこれじゃダメ。今までみたいにS級とA級のエレベーター選手にはなりたくない。初日みたいな展開なら準決で内藤(久文)君に逃げ切られる。彼の方が先行意欲も気持ちも強いですから。気持ちとiQの問題でその辺は自分でも良くわかっているからしっかり反省して、周りの先輩方の話も聞いて生かしたい。準決こそはやっぱり強いなと思われる、自分でもそう思うようなレースをしたい」と来期のS級を見据えるからこそ自らに鞭を打つ。準決はファンだけでなく自身も納得するレースに期待したい。

 明日(16日)、宗崎世連が走るA級1、2班戦の準決勝4レースは16時33分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年12月15日 21時34分

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