一億円を賭けた頂上決戦 ~静岡競輪場~

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それぞれの想いを背負う9名が頂きを目指す
プライドが激突するスピードバトル

 12月30日(木)に静岡競輪場でKEIRINグランプリ2021が行われる。今年は例年とは違い、グランプリに出場するメンバーはシリーズ初日にあたる28日に競輪場入り。本番の30日まで心と身体を整えようと最終調整を行っている。共同インタビューを抜粋した選手コメントと並びは以下の通り。
 ⑨清水裕友-①松浦悠士
 ②郡司浩平-⑤佐藤慎太郎-⑥守澤太志
 ⑦吉田拓矢-⑧宿口陽一-③平原康多
 ④古性優作

 ①松浦 悠士「3回目っていうこともありますし、だいぶ要領も分かっているので変な緊張感とか戸惑いはないです。(直前は)裕友とも一緒にやってきましたし。今回は去年、一昨年よりも良い調整ができたんじゃないかなって思います」
 ②郡司 浩平「初めての時より去年と今年は優勝したいという気持ちが強くなっているのでそういう面では違いますね。去年とか一昨年とかの経験をもとに体調を整えられました。ラインの厚みが出るので、自分自身もレースの幅が広がると思いますしやりやすいと思います。いつも通り平常心でできれば」
 ③平原 康多「今年は特にやっぱり吉拓が今年成長してくれた1年だったと思うんで、それに引っ張って貰う形となりました。競輪祭終わって調子崩したことなかったんですけど、逆に一回崩れたことが、今はだんだん上がってきているので良い方向に向いているのかなと思います」
 ④古性 優作「本当にいつも通り、しっかりトレーニングできた感じです。(一発勝負は)昔にヤングを走ったんですけど、そのときは経験不足かなと思ったんで、今年はしっかりしたいなと思います」
 ⑤佐藤 慎太郎「(今年1年は)優勝もないですし、凄く活躍できたなって思わないんですけど、なんとか食らい付いて良く頑張ったなって。グランプリがどうのっていうよりは、最近はビッグレースの前で少し疲れが残ったまま参加したりっていうのがあったので、その辺だけ気をつけるようにしました」
 ⑥守澤 太志「広島記念で落車して右鎖骨の骨折だったんですけど、そこから約20日間あってやれることはやってきたかなって感じです。痛みとかはなくなってきましたし、練習でも全力ではないですけどある程度ダッシュができるように。自分自身でどこまで走れるか分からないのでそれは気持ちでカバーします」
 ⑦吉田 拓矢「ここまでレースが空いたことがなかったんで、しっかり計画的に、やりたい練習はできました。(グランプリは初出場となるが)今のところ落ち着いているんで、楽しみですね。何として関東から優勝者を出せるように頑張りたいですね」
 ⑧宿口 陽一「毎年平原さんの応援をするのがあれだったんですけど、一緒に走れるということは本当にすごい幸せなことだと思っています。吉田君の番手を回らせてもらうことになったんですけど、物すごく責任のある位置だと思っていますので、ちゃんと自分のやるべきことはやって頑張りたいと思います」
 ⑨清水 裕友「久々にこけたんで色々戸惑いましたけど。その分、終わってからこう。しっかりケアする時間とかも取れたんで。その辺はプラスに捕らえているんですけど。練習は直前は割と良かったですね。過去3回よりは自分の中で納得して競輪場に入れているんじゃないかなと思いますね」

細川和輝記者

2021年12月29日 19時35分

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