中村一将が単騎まくりでV ~小倉競輪場~

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中村一将
衰え知らずの自力でVゲット
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小林優香
新年初戦の地元でVを奪取
ガールズは小林優香が力を示した!

 1月6日(木)に最終日を迎えた小倉ミッドナイトはA級1、2班戦で中村一将(兵庫・86期)が単騎でも中団から鋭いまくりを披露して降級初戦、年始一発目の開催で優勝を飾った。
 「下野君か吉川君の2分戦みたいな感じだったしどちらかが先行だろうと。2人の動きを見ながらでした。初日の失敗だけはしないように気をつけてました。中団に追い上げたときに吉川君とバッティングしてあのままなら4コーナーでカマしてやろうと思っていたら下げてくれたからラッキーでした。そこからは下野君のカカりを見ながら仕掛けた。小川さんのブロックをもらわないようにいけましたね」と笑顔でレースを振り返った。「初日は失敗したし、準決は後輩に助けられた。決勝も若干、展開に恵まれた部分があった。家帰ってしっかりと練習して次に備えたい。A級戦もなかなか難しいけど、出し惜しみせずに次も頑張りたい」

 ガールズ戦では小林優香(福岡・106期)がバックから華麗にまくって優勝を決めた。
 「初手で(尾方)真生の後ろが取れたので、動きを見ながらでした。今開催は疲れがある中での参戦で今日もギリギリでした。決勝も納得のいくレースはできなかったけど、最低限の優勝はできてよかった」と完調ではない中での地元優勝でホッとした様子。「ここをスタートに今年の年末に向けて頑張っていきたい。(ナショナルチームに所属して)出走本数は限られているけど、その中でグランプリのチケットを取れるように。そして今度こそ(グランプリで)優勝できるように頑張っていきたい」と2022年がスタートしてまだ1週間、経っていないが、早くも平塚競輪場で行われるガールズグランプリを見据えている。

池端航一記者

2022年1月6日 23時39分

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