東日本発祥73周年「倉茂記念杯」決勝戦 ~大宮競輪場~

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左から決勝戦のライン順に並んでポーズを決める
地元4戦士が強力連係

 東日本発祥73周年「倉茂記念杯」は明日の18日(火)12レース(16:10分)に決勝戦が行われる。注目の並びは以下の通り。

⑧黒沢征治-⓹宿口陽一-①平原康多-➆武藤龍生

②山田庸平-⑥原口昌平

③深谷知広-⑨和田真久留

④成田和也(単騎)

 地元勢は初日特選と同様にダブルS班を軸に据えたライン4車。先頭は森田優弥と代わり、黒沢征治(埼玉・113期)が務める。「決勝へセッティングをいじって臨みます。日に日に良くなっているが緊張はしますね。ただもう決勝なので、地元の先頭でやるだけです」と初の地元記念の決勝で大役を果たすべくレースまでに万全を期し、集中力を高める。

 九州勢は年齢順ではなく山田庸平(佐賀・94期)が前を回りを決断。「迷って、これが正しいかはわからない。調子がいい時だけ前を回るっていうのもどうかという思いもある。ただ、自分でやっていかないと、上で戦っていけない。自分でやることで得るものがあると思うので」。『悪役になるか』との質問には「いやあ、それは」と話しながらも不敵な笑みを見せていただけに動向には注目。

 動向が気になるのは単騎の成田和也(福島・88期)もその一人だ。「初日に黒沢君と連係していて、平原君には何度も世話になっているので。基本は切れ目から狙っていくかな」と脚をためて、準決勝でみせたような鋭いコース取りからのV獲りを目論む。

角田祐馬記者

2022年1月17日 19時00分

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