藤田周磨が好気配 ~立川競輪~

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藤田周磨
好感触を手にして同期対決に挑む
地元を連れて別線を一蹴

 立川競輪ガールズF2は3日に初日が行われた。予選のメイン11Rでは、藤田周磨(埼玉・117期)が地元の山本恵太郎(東京・71期)を連れて別線を粉砕した。
 前受けだった藤田は、一旦は別線の上昇を受けて5番手に下げるが、打鍾過ぎ3コーナーから一気にカマシ先行に出た。
 「根藤さんの飛び付きもあると思ったので、一気に飛び付けないスピードでカマそうと思ってました。自分でもいいカカリだったと思います。踏み出しのところよりも、根藤さんを乗り越えて、1コーナーからまたさらに伸びていく感じがあった。欠場明けでも練習はしっかりできていたから、その成果が出せたかな」
 自画自賛するほどのスピードで地元の山本とワンツーを決めた。準決勝は10Rに登場し、同期の安藤直希(京都・117期)と対戦する。
 「安藤君は厄介ですね。かなり強いと思う。チャレンジ時代に対戦して、自分が逃げ切って安藤君がまくり届かずって感じだったと思う。でも、お互いに力を付けているし、チャレンジ時代の話ですからね。負けないように頑張りたい」
 安藤も師匠を背にしているだけに一歩も引かない構えだろう。火花散る同期バトルに注目だ。

熊谷洋祐記者

2022年5月3日 18時25分

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