全プロ記念競輪が開幕 ~佐世保競輪場~

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相性良い大会で存在感を高める松浦悠士選手
スーパープロピストレーサー賞への切符を賭けて

 5月28日(土)から佐世保競輪場を舞台に全プロ記念競輪が幕を開ける。普段の開催とは違った勝ち上がり概定で、初日に行われる選抜競走と特選競走は2日目のダイナミックステージを目指し、優秀競走を走る選手はスーパープロピストレーサー賞への切符を賭けて行われる。スーパープロピストレーサー賞を連覇中の松浦悠士(広島・98期)はスピード自慢の太田竜馬(徳島・109期)に前を託して3着権利の優秀競走突破を目指す。
 「(前々回のダービーは)感触の割に良くなかった。1着を2本取って終われたのが唯一の救いかなと。(「スーパープロピストレーサー賞」を連覇しているけど)3連覇はとくに意識はしてません。短期決戦でフレッシュというか楽しめるかなと。2日間で終わるんで精神的にはいいかなと思います。(前回のあとは)体にダメージがあった感じがしたんで、ケアもして練習もできたんで問題ない」
 
 太田竜馬は3年前のスーパープロピストレーサー賞の覇者で、近況はビッグ戦線でも活躍中と見逃せない存在だろう。
 「前回は優勝できて良かったです。準決勝もいいスピードが出せていたと思います。体的にも問題ないですね。(全日本選抜競輪やウィナーズカップと)決勝に乗れているし、普段ならなかなか乗れないと思うので収穫はありました。(ここまでの調整は)普段どおりですね。ちょっと疲れていたのでマッサージを入れてきました」
 今年はすでに20勝を挙げて、昨年の17勝をすでに超える活躍ぶり。S班の松浦悠士を連れて自慢のスピードで別線攻略へ一気の反撃に出る。

細川和輝記者

2022年5月27日 17時05分

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