ベテラン平総一は番手勝負を宣言 ~立川競輪場~

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平総一
予選は10場所連続で連対と安定感抜群
50歳でも衰え知らず

 6月3日(金)から立川競輪場にて『サンケイスポーツ・夕刊フジ杯』がモーニング7で開催される。
 今回はチャレンジとガールズによるF2シリーズ。5レースに出走する平総一(熊本・76期)は50歳ながら元気一杯で、今期得点は76・77。今シリーズでも2番目の点数を持っている。「この年齢でチャレンジを戦って、この点数を持っているのはすごいよ、と周りの選手には言ってもらえてますよ」と充実した結果を残していることに誇らしげだった。しかし、メンバーをみると表情は一変。
 「大竹野(裕樹)君と?(谷口)力也と一緒じゃないのか」。
 今シリーズで完全優勝なら特別昇班となる同県の後輩との同乗を想定していただけに意表を突かれたようだ。しばし考えを巡らせると、出した答えは「小川(辰徳)君にジカでいきます」と小川の番手で競り宣言。「大竹野君はまくりが多いし、6、7番手になるのもね。それなら前々に攻める方の番手にいきますよ。競りでも落車しない自信はあるし、どういう展開になっても2、3着までには入ってみせます」と、選手として譲れないところの意地を貫いて、結果で応えてみせると誓った。

角田祐馬記者

2022年6月2日 15時25分

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