初日特選を制したのは郡司浩平 ~久留米競輪場~

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2日目も油断するこなく立ち回り別線を封じてみせる
少しでもミスを減らしていくことが現状のテーマ

 6月25日(土)にシリーズ初日を迎えた久留米競輪開設73周年記念『中野カップレース』の初日特選は郡司浩平(神奈川・99期)が鋭いまくりで快勝。別線の思惑と動きを考えながらレースを組み立てて好スタートを決めたが反省点を並べた。
 「町田君も(渡邉)一成さんも後手には回らないだろうし、その2人を見て先手の後ろを取れればいいなと思っていました。うまく一成さんラインの後ろを取れるなと思ったら、町田君がすかさず来て一成さんが一気に踏み上げて、遅れを取ってしまって清水君に入られた。いい組み立てとは言えないですね。ちょっとした隙、油断で入られてしまった。ああいうのをなくしていかなければ上位では通用しない。町田君の出が良くないのが分かって、清水君がその上をいく前に、清水君を目標にして超えられた。体的には余裕はないけど、気持ちは集中して走れました。疲れは体に出ているけど、気持ち的には影響はない」
 
 高松記念杯競輪で今年初の決勝へと勝ち上がった郡司浩平ではあるがタイトル奪取が最大の目標で、気持ちはすでに来月のサマーマイトフェスティバル、8月に行われるオールスター競輪へと向いている。G3だからと気を抜くことな一切なく、細かいミスを少しでも減らしていって、高いレベルで隙なく立ち回れるレースを増やすことがタイトル奪取への近道となるだろう。2日目以降も、結果のみならずレース内容を含めて注目したい。

細川和輝記者

2022年6月25日 19時13分

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