今度こそ神奈川勢が好連係みせる ~取手競輪場~
暑さ吹き飛ばす熱い連係で準決突破へ
30日(木)に取手競輪場F1シリーズ『坂巻正巳杯・日刊スポーツ賞』が2日目が行われる。初日の分もと奮起を誓う神奈川コンビに注目する。
初日特選での注目のナショナル対決は山崎賢人に軍配が上がった。山崎を叩き切れずに7着に終わった松井宏佑(神奈川・113期)は、
「タイミングが遅れていたし、競輪に馴染めていなかった」と弱音を吐いた。しかし、内藤秀久(神奈川・89期)は「お前なら一走すれば馴染むから大丈夫」と一喝。すると松井の表情は引き締まり「新しい車輪に変えていたんですがよくなかった。それを戻します」とセッティング修正に入った。
この神奈川コンビは、準決勝10レースでも連係。内藤は「もう少し調教をします(笑)。賢人相手と比べたら、ここでは負けられない。そんな力ではないから」と後輩を盛り立てて、準決勝でこそとワンツーを誓った。