森田康嗣が久々の優勝 ~小倉競輪場~

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森田康嗣
カネリンを抱えて写真撮影
鋭い追い込みで完全V

 8月14日に最終日を迎えた小倉競輪ミッドナイトF2シリーズは、メインのA級1、2班戦で森田康嗣が好位からタテへ踏み込み2012年5月小田原以来の優勝を完全Vで決めた。

 「小倉はよく決勝には乗っていたんですけど、いつも凡走ばかりだったので優勝できてよかった。スタートで畝木君の3番手を取れたのがデカかったですね。取れると思っていなかったのが取れたし、彼が今開催で一番の先行選手だと思っていたので」と初手の位置取りから思惑通りに進みレース後は饒舌。
 「巴君に粘られるかもしれなかったからそこだけ注意していた。なるべく内を空けずに回って、タテへ踏むときは増原君がもってくることも頭に入れていきました」と終始冷静で、レースが見えていた。
 「3日間の中で一番脚の感じは良かったですね。久しぶりの優勝で嬉しくてゴール後はガッツポーズしてしまいました(笑)」と約10年振りの優勝に酔いしれていた。
 「こういう時は次の開催で予選から飛んじゃったりするから気を付けないとですね。気を引き締めて次走も走りたい」と22日から出走する小松島開催に早くも目を向けていた。

池端航一記者

2022年8月14日 23時47分

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