『瑞峰立山賞争奪戦』の決勝メンバー9選手のコメント ~富山競輪場~

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別線の隙を見逃すことなく3年ぶりとなる大会制覇を目指す
勝負に徹する松浦悠士は〝自力自在〟の総力戦で抵抗する

 8月23日(火)にシリーズ最終日を迎える『瑞峰立山賞争奪戦』は決勝メンバー9名が出揃った。3番手回りで若手をリードする平原康多を中心に充実4車ラインを形成した東日本勢が優勢と見えるが、レースセンス抜群の松浦悠士や、近況抜群の荒井崇博、セッティングを修正して良化した山口拳矢と好メンバーで行われるハイレベルな一戦に注目したい。

【コメント】
①平原康多「自分が先頭でっていう気持ちは常に持ち続けていますけど、前で頑張りたいっていう気持ちを尊重して自分は3番手でしっかり頑張ります。オールスターを走って、ワッキーとも話をして、その時に見えてきた方向性を今回試してみましたけど、感触は凄くよりなりましたね」

②荒井崇博「泰斗がいつものカカリじゃなかったね。1着取りたかったけど、相手が強かった。決勝は単騎で。すんなりな展開になったら厳しいけど、そう簡単にはならないでしょ? チャンスがあるか、行けるか行けないかはわからんけど狙いますよ」

③小倉竜二「松浦君が強かったね。もう脚が残ってない。道中でからまれたのもきつかったけど、松浦君の仕掛けた位置と踏んだ距離を考えたら抜かないとでしょ。でも全然、そんな感じじゃなくて抜きにいったらすごい勢いで踏み直された。強すぎますね」

④和田圭「前回のオールスターで守澤(太志)と話して今回から自転車を換えたらここ最近の中で一番いいですね。どういう並びになっても関東勢の後ろへ。準決の(三宅)達也さんのじゃないですけど、迷わず九州の後ろで4番手って。かっこいいっすよね。自分もそのスタイルでいきたい」

⑤松浦悠士「想定していた感じとは全く違いましたけど別線の動きを巧く利用しながら、レースを組み立ててしっかりと勝ち切れたので。かなり脚力を消耗したのできつかったですね。しっかりとケアをして決勝に臨みたい。4車で並ばれるとかなりきつくなるので自力自在に何でもします」

⑥竹内雄作「準決は失敗というかミスもありましたけど、切り替えてまくりに行けたし悪くない。去年はSSがいない開催で決勝に乗れたけど、今回はSSがいる中でも決勝にこれたので。去年の豊橋F1の決勝以来で拳矢君の番手で頑張ります」

⑦宿口陽一「初日と一緒でもう一回自分が前でって思っていたんですけど。純平君がいや、俺がって。平原さんにも前を任せてもらえたので緊張するけど番手で頑張ります。今開催も平原さんにアドバイスをもらいながら自転車を調整しながら徐々にしっくりきていますね」

⑧山口拳矢「2日目はサドルを下げて失敗したので3日目は戻したらかなり良かったですね。脚のたまり方が全然違ったので。踏み出しもかなり良かったですし、荒井さんに合わされそうでしたけど踏み勝てたので悪くないと思います。車番が悪いけど巧く考えて走りたい」

⑨吉澤純平「陽一君は初日に前で頑張ってくれたので。次に一緒になったら自分が前でって思っていましたけど、こんなにすぐ一緒になれるとは思っていなかった。初日に前であれだけ頑張ってくれたので。今度は自分が前でしっかり頑張りたい」

細川和輝記者

2022年8月22日 19時28分

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